竜とそばかすの姫

 見る前は、『現代版美女と野獣』 そんなイメージでした

 

 

 

 

主人公のすずを取り巻く環境はどこか不思議で、

少女漫画のような青春もあり

学生時代に幼馴染の、それもイケメンがいたらこんな感じなのかなと

 

良くも悪くも美しいものは注目される

さらに現代社会のSNS  噂話はたちまち広まり

拡散も早いが忘れるのも早い

 

私たちが普段直面している何気ない日常が描かれていました

 

心を閉ざしてしまった、歌えなくなった少女が

『U』という世界で『As』というアバターを通して

もう一人の自分になって 大好きな歌を歌う

 

 私も、人前で自分の肉声で表現するのは苦手だけど

 楽器を介してなら『歌える』そう感じたことがありました

 表現しているのは自分自身でも、

 媒体を通して勇気をもらうことってあるなと思いました。

 

田舎と学生、ネットワーク、アバター・・・

どこか サマーウォーズを彷彿とさせるものがありますが

 

サマーウォーズは自分である程度アバターをカスタムでき

実在する人物の権限とリンクしている(実用的)のに対し

 

今作ではアバター(As)は、本人の秘められた能力を引き出すそうで

 

本人も気づかなかった潜在能力を引き出せたり、容姿にもなるようだ

 

重いお話も出てきますが

青春真っ盛りな甘酸っぱい表現もあったり

見どころ満載であります

 

個人的に印象に残ったシーンは

 

①Belleの圧倒的 歌唱力♪

 音楽を押してる作品は映画館で見てください

 ほんっっとに自宅サウンドでは表現しきれない、繊細な音

 音の厚みが違いますので

 ※鑑賞終了後、劇中歌を愛車のスピーカーで流しましたが

  全然違くてびっくりしました(一応BOSEついているのに・・・)

 

②終盤 入道雲と太陽の表現☀

 夏といえば!入道雲!!

 そのもくもくとした不穏な厚い雲

 そこからのぞく太陽の日差し

 ずーっと見てたいくらい素敵な映像でした

 むしろ写真か???っと一瞬戸惑いました

 

③ クジラがかわいい

 Belleのコンサート等々で登場するクジラたち

 スピーカーついているところも愛らしい

 推し♡

 

 

と、このような感じでした。

詳細は是非劇場で!!!